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卒FIT(固定価格買取制度の満了)を迎える方が今すぐ確認すべきこと
本記事は、自宅の太陽光発電が設置から10年を迎え、電力会社から「FIT(固定価格買取制度)期間満了」の通知が届いた方に向けた情報です。
卒FITの通知を受け取ると、多くの方が「次はどこの電力会社に売れば高く買い取ってくれるだろう?」と、各社の買取価格ランキングを熱心に調べ始めます。しかし、実はそのアプローチは根本から間違っています。決断を左右する最も重要な指標は、売電単価ではなく**「昼間にご自宅でどれだけ電気を使っているか」**なのです。
売るか、貯めるか。決めるのは「自家消費量」
FIT期間中は1kWhあたり40円前後という非常に高い単価で電気を買い取ってもらえました。しかし、卒FITを迎えると、この買取単価は一気に10円未満(電力会社によっては7〜8円台)へと大幅に下落します。(2026年9月13日確認)
一方で、電力会社から「買う」電気の単価はどうでしょうか。燃料費調整額や再エネ賦課金を含めると、1kWhあたり30円〜40円以上に高騰しています。
つまり、「7円で安く売って、夜に40円で高く買う」という非常に損な取引を強いられることになります。
ここで確認すべきなのが、毎月の検針票やスマートメーターのデータから読み取れる「昼間の消費量」です。もしご家庭に日中誰かがいて、エアコンやIHクッキングヒーターなどで昼間にたくさんの電気を消費しているなら、太陽光で発電した電気をそのまま使う(自家消費する)のが一番お得です。そして、昼間に余った電気を「安く売る」のではなく、「蓄電池に貯めて夜間に使う」ことで、高騰する電気代の購入を極限まで減らすことができます。
後付けで蓄電池を導入する際の注意点(パワコンの壁)
卒FIT対策として蓄電池を後付けする場合、絶対に知っておくべき技術的な注意点があります。それは「既存の太陽光パワーコンディショナー(パワコン)」の寿命と適合性です。
太陽光パネル自体の寿命は20年以上ありますが、電気を変換するパワコンの寿命は10年〜15年と言われています。卒FITを迎える家は、ちょうどこのパワコンの故障リスクが高まる時期と重なります。
そのため、単に蓄電池をポンと置くだけ(単機能型)ではなく、古くなった太陽光のパワコンと蓄電池のパワコンを一体化させる「ハイブリッド型」を選ぶのが主流となっています。
さらに、停電時に家中のコンセントが使える「全負荷型」にするか、特定の部屋だけにする「特定負荷型」にするかも、見積もりを取る際の重要なポイントになります。
買取期間の満了日が来る前に動く
FITの買取期間満了日は、通知書に明確に記載されています。この期日を過ぎてから慌てて蓄電池の工事を依頼しても、数ヶ月待たされる間に「安い単価で売る損な期間」が続いてしまいます。
既設の太陽光パネルの型番や、現在の電力契約の内容がわからないと正確な試算はできません。満了日が近づいている方は、手元に通知書をご用意の上、お早めに無料相談へお申し込みください。