SoftBank Airは工事なしで使えるか|料金・速度・端末代の注意点

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光回線を引けない、または待てないとき

引っ越し先でネットを使おうとしたら、こんな状況になることがあります。

  • 建物の都合で光回線の工事ができない
  • 大家さんや管理会社の許可が下りない
  • 工事の予約が1か月先で、それまで使えない
  • 数年で引っ越す予定があるので、工事はしたくない

とくに1〜4月は工事が混み合うので、入居してもしばらくネットなしという状況が起きます。仕事でネットを使う人には、けっこうな痛手です。

そんなときの選択肢が、工事なしでコンセントに挿すだけで使えるホームルーターです。

その代表格がSoftBank Airです。

SoftBank Airとは

専用の機器(Airターミナル)をコンセントに挿すだけで、家のなかがWi-Fiになるサービスです。回線工事はいりません。

スマホと同じように電波を受け取る仕組みなので、届いたその日から使えます。最新機種は5Gに対応していて、下り最大2.7Gbps(5Gエリア内)とされています。

月額料金

基本料金 月5,368円
26〜59歳の方 24か月目まで月4,950円(418円割引)
25歳以下・60歳以上の方 24か月目まで月3,278円(2,090円割引)

25か月目からは基本料金に戻ります。

端末代と初期費用

Airターミナル6 95,040円
分割払い 12回・24回・36回・48回・60回から選択(金利0%)
48回払いの場合 月1,980円
月月割 2か月目から49か月目まで、月1,980円を割引
契約事務手数料 4,950円
契約期間 なし

48回払いを選ぶと、分割の1,980円と月月割の1,980円が同額になります。使い続けているあいだは、端末代の負担が実質ゼロになる仕組みです。

良いところ

1. 工事がいらない

いちばんの利点です。コンセントに挿すだけなので、壁に穴を開けることも、業者に来てもらうこともありません。

賃貸で工事の許可が下りない場合や、建物の設備が対応していない場合でも使えます。

2. 届いたその日から使える

光回線なら申し込みから数週間かかりますが、こちらは機器が届けばすぐです。

引っ越し直後にネットが必要な人、在宅で仕事をしていて「ネットなしの期間」を作れない人には大きな差になります。

3. 契約期間の縛りがない

契約期間の定めがないので、いつ解約しても解約金はかかりません。

「とりあえず使ってみて、合わなければやめる」ができるのは、光回線にはない身軽さです。

4. 引っ越しても手続きが軽い

住所変更の手続きをすれば、引っ越し先でもそのまま使えます。光回線のように、移転工事や新しい工事費がかかりません。

転勤が多い方、数年で引っ越す予定がある方には向いています。

5. スマホとのセット割がある

「おうち割 光セット」で、スマホ1台あたりの料金が割引になります。

  • ソフトバンク:1台あたり最大2,310円/月
  • ワイモバイル:1台あたり最大1,650円/月

家族の台数分つくので、人数が多いほど効きます。

6. データ量の上限がない

ポケットWi-Fiのような月間のデータ上限がありません。動画を見ても、大きなファイルをやり取りしても、基本的には使い放題です。

気をつけたいこと

途中でやめると端末代が残る

いちばん大事なところです。

端末代の割引(月月割)は、解約すると同時に終わります。分割の支払いだけが残るので、たとえば48回払いの途中でやめると、残りの回数分を自分で払うことになります。

「契約期間の縛りなし」ですが、端末代という形で実質的な縛りがあると考えておくのが正確です。

速度は設置場所と時間帯で変わる

電波を受け取る仕組みなので、光回線のような安定性はありません。

公式でも、設置場所は「窓際」「高さ30〜80cm」「直射日光を避ける」ことが推奨されています。置く場所を変えるだけで速度が変わることもあります。

また、夜など利用が集中する時間帯は速度が制限されることがあると明記されています。

5Gエリアはまだ限定的

下り最大2.7Gbpsという数字は5Gエリア内でのものです。5Gに対応していないエリアでは、速度はそこまで出ません。

申し込む前に、自分の住所がどのエリアかを確認してください。

設置した場所以外では使えない

登録した住所で使うサービスなので、持ち歩いて外で使うことはできません。引っ越したときも住所変更の手続きが必要です。

オンラインゲームや大容量の送信には不向きな場合がある

応答速度(ping)が求められる用途や、大きなファイルを頻繁にアップロードする使い方では、光回線のほうが安定します。

用途によっては、多少待ってでも光回線を引いたほうが満足度が高くなります。

2026年12月から料金が上がる予定

基本料金が月330円上がる改定が予定されています。申し込む前に、適用される金額を確認してください。

キャンペーンと申し込みの流れ

Webからの申し込みで、最大45,000円のキャッシュバックが用意されています。新規契約かつAirターミナル6の購入が条件です。

金額はいくつかの特典を合わせたもので、それぞれに条件があります。申し込むだけで自動的にもらえるわけではありません。受け取りの手続きと期限を、申し込みのときに必ず確認してください。

手続きの流れはシンプルです。

  1. エリアの確認:住所を入れて、5Gに対応しているか調べます
  2. Webから申し込み:プランと端末の支払い回数を選びます
  3. 機器が届く:最短で翌日に届きます
  4. コンセントに挿す:設定はほぼ不要です
  5. Wi-Fiに接続:スマホやパソコンをつないで利用開始

置き場所は最初にいくつか試してみてください。窓際に移すだけで速度が変わることがあります。届いてすぐ「思ったより遅い」と感じても、場所を変えると改善する場合があります。

光回線とどちらを選ぶか

比べるところ SoftBank Air 光回線
工事 不要 必要(数週間かかる)
使えるまで 届いたその日 2週間〜1か月
速度の安定 環境しだい 安定している
引っ越し 住所変更だけ 移転工事が必要
契約期間 なし(端末代の残債あり) 2年更新が多い

ざっくり言えば、工事ができない・待てない・引っ越す予定があるならAir、速度の安定を最優先するなら光回線です。

3つ確認してみてください

  1. 建物で光回線の工事はできますか?(できない → Airが選択肢になります)
  2. オンラインゲームや大容量の送信をしますか?(する → 光回線のほうが安定します)
  3. 数年以内に引っ越す予定はありますか?(ある → 端末代の残り方を確認してください)

こんな方に向いています

  • 賃貸で工事の許可が下りない方
  • 引っ越し直後で、すぐネットが必要な方
  • 転勤が多く、何度も工事したくない方
  • 家族でソフトバンクやワイモバイルを使っている方
  • 配線を増やしたくない方
  • とりあえず試してみたい方

逆に、速度の安定が最優先の方、オンラインゲームをよくする方、数か月で解約しそうな方は、他の選択肢とも比べてみてください。

まとめ

SoftBank Airの価値は、速さそのものよりも「工事なしで、すぐ、どこでも使える」ことにあります。

工事ができない建物、待てないスケジュール、引っ越しの予定。こうした事情があるなら、有力な選択肢になります。

一方で、端末代の割引は使い続けることが前提です。契約期間の縛りはなくても、途中でやめれば端末代が残ります。どのくらい使う見込みかを決めてから、分割の回数を選んでください。

まずは自分の住所が5Gのエリアに入っているかを確認するところから始めるのがおすすめです。

※料金やキャンペーンの条件は変わることがあります。申し込む前に最新の内容をご確認ください。

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