法人こそバーチャルオフィスのリージャスを検討すべき理由|拠点数・メリット・契約前の注意点を解説

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オフィスを借りる前に、内装工事と原状回復の合計を出してみましたか

ふつうの賃貸オフィスを借りると、家賃のほかに必ずかかるお金があります。

  • 敷金(家賃の6〜12か月分)
  • 内装の工事費
  • 机やイスなどの購入費
  • ネット回線の工事費
  • 退去するときの原状回復費

数十坪の物件なら、入るときと出るときだけで数百万円が動きます。

もうひとつ困るのが時間です。物件探しから内装工事が終わるまで、ふつうは3〜6か月かかります。事業のスピードに、オフィスの準備が追いつきません。

契約したあとも「解約は6か月前に連絡」が当たり前なので、計画が変わっても身動きが取りにくくなります。

こうした負担をなくす選択肢が、机もイスも回線も受付もそろった状態で借りられるレンタルオフィスです。世界でいちばん規模が大きいのがリージャス(Regus)です。

リージャスとは

日本リージャスが運営するオフィスサービスです。国内215拠点以上、世界120か国・4,600拠点以上を展開しています。東京だけで75拠点、大阪23拠点、名古屋16拠点あります。

グレードの違う4つのブランドがあるので、予算と目的で選べます。

  • Signature:主要都市のランドマークビルに入る高級ブランド
  • SPACES:デザイン性を重視したブランド
  • リージャス:標準ブランド
  • オープンオフィス:コストを抑えたブランド

主なプランと料金のめやす

プラン 内容 料金のめやす
レンタルオフィス
(個室)
鍵つきの個室。1名〜100名超まで。登記もできる 月36,800円〜
シェアオフィス 共用スペースの中で、机1つ単位で契約 要問い合わせ
コワーキング ラウンジや空いている席を使う 月10,900円〜
時間貸し会議室 1時間から利用 1時間4,400円〜

料金は拠点や空き状況、時期によって変わります。上の金額は下限のめやすです。

良いところ

1. 初期費用と工事期間がほぼいらない

敷金・礼金は不要です。家具、電話・ネット回線、Wi-Fi、光熱費、清掃、受付の対応まで月額に入っています。

内装工事も家具の購入もないので、契約してからすぐに使いはじめられます。出るときの原状回復費も基本的にかかりません。

2. 1名から100名超まで、あとから広さを変えられる

人が増えれば広い部屋へ、減れば小さい部屋へ。ふつうの賃貸ではできない調整が、契約更新のタイミングでできます。

これから人数が読めない時期ほど、効いてきます。

3. 拠点の数がとにかく多い

国内215拠点以上あるので、地方に営業所を出す、社員の住んでいる場所に合わせて拠点を配置する、といったことが現実的にできます。

コワーキングのプランなら複数の拠点を使えるので、出張の多い部署では移動のムダも減らせます。海外の拠点も対象になるプランがあります。

4. 受付と郵便の対応がついてくる

英語も話せる受付スタッフがいて、来客の対応や郵便・宅配の受け取りをしてくれます。

少人数の会社がこれを自前でやろうとすると人件費がかかります。来客のときの印象という点でも、しっかりしたビルの受付は効果があります。

5. 個室なら登記もできる

レンタルオフィス(個室)のプランなら法人登記ができます。都心一等地の住所を、賃貸オフィスを構えずに持てます。

6. 席を持たない働き方にも対応できる

全員分の固定席を用意せず、必要な人だけコワーキングのプランを使う、という組み方もできます。出社率が読めない時期に、空席へ家賃を払い続ける状態を避けられます。

気をつけたいこと

料金がサイトに載っていない

いちばん戸惑うところです。公開されているのは「〇〇円から」という下限だけで、実際の金額は拠点・部屋・空き状況・時期によって変わります。

候補の拠点ごとに見積もりを取らないと比べられません。都心の人気拠点では、個室が月10万円を超えることもあります。

ただ、裏を返すと、同じグレードでも拠点を変えるだけで金額が変わるということです。いくつか見積もりを取る価値はあります。

会議室と複合機は別料金

月額に入っているのは基本の設備までです。会議室(1時間4,400円〜)とコピー機は使った分だけかかります。

来客や会議が多い部署だと、月額の上にそれなりの金額が積み上がります。1か月あたりの会議時間を見積もってから判断してください。

コワーキングは平日の日中が基本

ラウンジなどを使うコワーキングのプランは、基本が平日9時〜18時。土日祝は使えません。

利用できる範囲もRegional(一部地域)/National(全国)/Global(全世界)に分かれていて、広く使えるプランほど料金が上がります。夜間や週末に働く体制なら、個室のプランを検討することになります。

内装は変えられない

共用部を含め、レイアウトや内装を自社仕様にすることはできません。空間で会社らしさを出したい場合は制約になります。

契約の条件は書面で確認を

口コミには「契約の縛りが厳しい」という声もあります。契約期間、更新の条件、解約を伝える期限は、必ず契約書で確認してください。

とくに自動更新かどうか、いつまでに解約を伝えるかは、あとから認識のズレが起きやすいところです。

審査があり、書類も必要

申し込みには身分証明書のコピー、会社の謄本、犯罪収益移転防止法にもとづく確認の署名が必要です。審査の結果によっては断られることもある、と書かれています。

3つ確認してみてください

  1. 内装工事や原状回復の費用を、事業計画から外したいですか?(はい → 向いています)
  2. 固定席が必要な人と、そうでない人が混ざっていませんか?(はい → 個室とコワーキングを組み合わせられます)
  3. 会議室を毎日使いますか?(はい → 別料金の分を先に計算してください)

こんな会社に向いています

  • 拠点を短い期間で開設したい会社
  • 内装工事や原状回復のお金をかけたくない会社
  • 人数が読めず、固定的なオフィス契約を避けたい会社
  • 出社率が読めず、席数を見直したい会社
  • 出張が多く、複数の拠点で働く場所が必要な会社
  • 都心の住所で登記したいが、賃貸オフィスは重い会社

逆に、坪単価の安さを追いたい、内装を自由に設計したい、会議室を毎日使う。こういう場合は、ふつうの賃貸オフィスと合計金額で比べてみてください。

まとめ

リージャスの料金は固定ではありません。拠点ごとの空き状況や時期によって変わり、期間限定・先着順のキャンペーンもあります。

つまり、同じ部屋でも問い合わせるタイミングで金額が変わることがあります。公開されている「〇〇円から」を眺めていても、自社の場合はわかりません。

手続きは、問い合わせ → 内覧 → 見積もり → 書類の提出 → 契約 → 入居という流れです。内覧と審査に時間がかかるので、入りたい日から逆算して動く必要があります。

気になるエリアが決まっているなら、まず空室の確認と見積もりを依頼してみてください。いくつか比べると、思っていたより条件の良い拠点が見つかることもあります。

※料金やサービス内容は拠点・時期によって変わります。最新の条件は問い合わせのときにご確認ください。

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